ハローワーク岡山口コミ評判（34歳看護師）

34歳　女性　転職回数３回の方の口コミ

新卒での就職先は岡山の精神病院でした。

同級生のほとんどは一般科への就職だったのですが、私は精神科を就職先に選びました。精神科でも患者様の病状により開放病棟と閉鎖病棟に分かれており、私は開放病棟勤務でした。夜勤もしていましたが、点滴管理があるわけでもおむつ交換があるわけでもなかったため、バタバタと忙しいという事はありませんでした。給料面での不満もありませんでした。

ただ、看護師に必須な手技は何も身に付きませんでした。

そんな看護師としての毎日に段々と劣等感を感じるようになりました。何もできない自分が患者さんを看護する事が辛くなり、このままではいけないと思い転職を考えました。

転職先は地元の総合病院を選びました。こちらの病院はハローワークから探しました。

この時、転職サイトなどがある事は知っていましたが、今ほどネット利用をしておたず、またそれほど大きな都市ではないため転職サイトを利用してもあまり求人がないような気がして利用しませんでした。

また、結婚し子供も出来たためパート看護師として就職しました。

ここでは、いろいろな手技を勉強しました。

いくつかの科を担当する病院だったので、採血はもちろん、耳鼻科でのDr介助や聴力検査や耳鼻科オペ後の処置、その他には消化器内科で内視鏡業務や胆道系の処置介助も勉強する事が出来ました。

パートなので夜勤はありませんでしたが、毎日忙しく過ごしていました。ここでの経験から、引っ越しのため転職した現在の職場では内視鏡技師になる事も出来ました。

正社員として夜勤をする事で給料面や福利厚生の面では充実すると思う事もありますが、子育てをしながらだとなかなか難しいため、パートとして働く事が今は1番いい選択だと思っています。

ただ、時間給なのでボーナスはとても少ないです。その分、休みや勤務時間の自由はききます。

やはり、就職先はよく考える事が大切ですが、転職を考える時も自分がどんな看護師になりたいか目標をもって考える事が大切だと思います。

４５歳女性の方の口コミ

●転職時の情報
私は岡山県在住の４５歳。看護師歴は20年を超えてしまいました。
私には二度の転職歴があります。

まず、一回目です。私は某大病院の付属看護学校に進学しましたので、当時は「お礼奉公」と言われる制度（卒後その病院に就職すれば授業料免除というものです。）があり、そのまま自然に付属の大病院に就職しました。

　最初に配属されたのは希望通りの外科病棟で、きびしい婦長さん（当時は看護婦でした）と優しい先輩方のもと大事に育てていただき、看護師人生の中で一番楽しかった時代だと今でも思います。

しかし、３年目にICUに転属になり、今まで自分が外科病棟で培っていた知識がほとんど使えないこと・ICU独特の職場雰囲気・スタッフのいじめ・夜勤が多い（月に12～15回していました。）などのストレスがあり、体重も35ｋｇまで落ちるほど辛かったです。

なんとかリーダーとして働けるようになるまではと頑張りましたが、一年半で実家の近くのK病院に転職しました。

　当時、K病院は老健施設を建築中で、ちょうどスタッフを募集していたところだったので、就職の相談に電話をしたらさっそく「いつから来てくれるの？」と即採用でした。

ハローワークなども通さず、前の病院を６月末で退職し、７月１日からもう次の病院で働いていました。

転職先のK病院は、地元に根付いた私立の病院でした。アットホームな雰囲気で、とてもすごしやすく、新しいことに積極的に取り組むというところがよいところでした。

給料面でも某大病院とさほど変わりはありませんでした。新しいことに積極的に取り組むということが利点だと書きましたが、その分勉強会や残業が多く、若く独身のうちはよかったのですが、結婚し子育てをするようになるとそこがネックになりました。

二度目の転職を考えた当時は息子が２歳で、さらに残業の多い部署に配属されたばかりだったので、残業につぐ残業の末私が帰宅するころには息子は寝ており、朝少しの時間しか息子と触れ合うことができなくなりました。

そのため息子にチック症状や赤ちゃん返りが現れてきたのと、主人の仕事の都合で二人ともが夜遅くならないと帰宅できない状態になったので、思い切って転職しました。

転職の時のポイントは「帰宅時間が早い」「日勤のみ」「自宅から近い」の３つでした。一回目の転職時にはほとんど休みを取らなかったので自分も一度ゆっくりと休みを取りたいという気持ちと、なにより息子と一緒に過ごしたいという気持ちから、一旦退職してから新しい就職先を決めることにしました。

地元のハローワークを通じて、自宅から車で１０分ほどのN病院の外来に再就職しました。

N病院は定時が１７時。K病院は１７時３０分（さらに残業が一時間以上当たり前）で、定時だけで３０分の差があり、ほぼ定時で帰宅することができましたので、息子の保育園の迎えにも余裕ができチックなどの症状もなくなりました。１０年たった今でも、息子は「お母さんが今の病院に変わってくれてよかった」と言います。

日勤のみを希望していましたが、姑の協力を得ることができ、月に2～3回の当直業務も行っています。N病院の院長・副院長・看護部長を始めほかのスタッフとは県内のICLS研修で何度か面識がありましたので、人的環境にも早くなじむことができました。

就職してから複数の資格取得をさせていただくこともでき、現在の病院には満足しております。