キャリアブレイン口コミ評判(ICU→私立回復期病院)

私は30歳女性です。
看護専門学校を卒業して看護師になりました。
新卒で務めたのは愛知県立の病院です。
ICUに約2年勤務しました。

看護師1年目として勉強できることはたくさんありましたが、ICUの患者様は話すことができない患者様が多く、日々業務的になっている看護に疑問を感じました。

転職の理由は、もっと患者様に寄り添った看護がしたいと思ったからです。

その際、キャリアブレインという転職エージェントを利用させていただきました。

転職後は、私立の回復期病院の病棟に就職しました。

転職経験は3回ですが、1回目と3回目は同じ回復期病院です。
2回目で急性期の病院に転職しましたが、私には合わなかったので回復期病院に戻りました。

転職エージェントを登録した理由は、私の希望にあった病院を提案してくださること、その病院に実際に務めている人の生の声を聞くことができること、お給料や残業などの直接病院に聞きにくいことを代わりに聞いてくれることが魅力だと感じたからです。

実際に利用して、それらのことは全て担当者さんが教えてくださったのでとても助かりました。

また、担当者さんと一緒に病院見学、面接をすることができ、精神的にも安心して就職活動をすることができました。

少し不便だと感じたのは、話を聞くためにエージェントの事務所に行かなければいけないことでした。

電車では行きやすいところでしたが、駐車場がないので車では行きにくく、私にとってはそのことが不便でした。

ICUから回復期病院に転職して一番良かったと思ったことは、患者様の声を聞きながら看護ができるということです。

ICUでは急変時、緊急入院、術後のことなど、他の病棟では学ぶことができない看護を学ぶことができました。

しかし、時間に追われていくことと回転率が早いため、じっくりと患者様と関わることができません。

私は患者様に寄り添った看護がしたいと思ったので、転職エージェントの担当者さんに相談したところ回復期病院のことを教えてくださり就職することができました。

回復期病院は、急性期病院を退院後の患者様が在宅や施設へ行くためのリハビリを行う病院です。

疾患によってできなくなったことを、患者様の希望を取り入れ、退院後の生活を見据えた看護をしていくことで、患者様自身でできることが増え、元気になって退院していくことをやりがいと感じていました。

また、ICUでは患者様に名前を呼ばれることはほとんどなく、呼ばれても「看護師さん」としか呼ばれませんでしたが、回復期は3ヶ月から半年ほど入院されるので名前で呼んでもらえる関係を築くことができました。

退院後も通院のついでに顔を見せてくださった患者様もいました。
そのことがとても嬉しかったです。

転職したことで給与は下がりました。

以前は県立病院勤務で公務員だったため給与が高かったためです。

給与のことももちろん大切なことですが、それよりも看護師という仕事が好きなので、自分の看護観が生かせる病院で働くことができて、とても充実した毎日を送ることができました。

転職の際には、給与、勤務地などたくさん考慮すべき項目がありますが、自分がどのような看護をしたいかということを考え、その看護がどの病院で実践することができるかを考えることも大切だと思います。